こんにちは、とーちゃんです!
子どもに自分で靴下をはいてほしいけど「なかなか自分から靴下をはいてくれない」「やろうとしてもすぐに諦めてしまう」と悩んだことないですか?
今回は行動分析学の視点から、子どもが靴下をはく練習のコツについて分かりやすくお伝えします!
この記事はこんな人におすすめ!
- 子どもに自分でくつしたをはいてほしい人
- 靴下をはく練習のコツを知りたい人
- 子どもに自信を持ってほしい人
「できた」経験が子どもに自信をつける
子どもが「靴下を自分ではきたい!」という気持ちになるも、はこうと頑張るけどなかなかできない。
そして最終的には途中で諦めて、はかせてあげた経験をしたことはないですか?
子どもは失敗が続くと自信をなくし、その行動をとらなくなります。
もちろん失敗経験も子どもの成長には必要なことではありますが、最終的には「できた」という経験が大切になります。
「できた」経験が自信を生み、また次もやろうという行動につながります。
では、靴下をはく練習はどのようにすれば良いのでしょうか?
難易度は低いところから練習する
靴下をはく練習をする時には難易度調整が大切になります。
低い難易度から徐々に難易度を上げていくことがポイントです。
これはエラーレスラーニングの「スモールステップ型」という方法で、教育現場やリハビリテーションなど幅広い分野で活用されています。
では、実際に靴下をはく動作を例に解説していきます。
一度靴下をはく動作をイメージしてみてください。
実は靴下をはく動作は、最初の動作である「つま先を入れる」部分が一番難しいのです。
上手くつま先に靴下を通せずに諦めてしまう子どもが多いです。
靴下をはく動作の難易度調整
靴下をはく動作の難易度を3段階に設定してみました。
難易度を設定するために靴下をはく動作を3つに細分化します。
難易度 | やり方 | こんな感じ |
---|---|---|
難易度★☆☆ | くるぶし付近まではくのを手伝う。 そこから靴下をはくところまでを 一人でする。 | |
難易度★★☆ | 土踏まず付近まではくのを手伝う。 そこから靴下をはくところまでを 一人でする。 | |
難易度★★★ | 最初から最後まで 一人で靴下をはく。 |
最初は難易度が一番低いところから練習します。
それができると、難易度を1つ上げて次のステップに進みます。
最終的には一人で靴下をはく練習をします。
難易度が低くても自分で「できた」経験が子どもに自信をつけます。
この自信が「またやろう」「やればできるぞ」と行動を強化します。
そして、靴下がはけた時には褒めてあげることも大切です。
お母さんやお父さんに褒められることは、子どもにとって最高の報酬になります。
「できた」経験と「褒められた」経験がさらに行動を強化し、自分からすすんで靴下をはこうとするようになります。
靴下をはく動作につながる!おすすめのおもちゃの紹介
靴下をはく動作につながるおもちゃを紹介します。
靴下のかかと部分と、自分のかかとを合わせるのが難しいと感じる子どもは多いかと思います。
自身の足と靴下が合うイメージは頭頂葉の働きが重要となります。
靴下以外でも服を着る動作でも頭頂葉が活動します。
そのため、靴下をはく動作につながるおもちゃは頭頂葉を活性化させるものがおすすめです。
マグフォーマーは頭頂葉を鍛えるのにはおすすめのおもちゃです。
マグフォーマーは日本を含む世界65か国で愛されている人気のおもちゃです。
三角・四角・五角形などの形をしたパーツの内部に磁石が入っており、パーツ同士をくっつけて創作を楽しむおもちゃです。
立体理解にもつながり、特に右頭頂葉の活性化が期待できるおもちゃです。
小学生でも楽しめるおもちゃなので、長い期間使用できるのもおすすめの理由です。
小学校で学ぶ図形などの算数学習にも活用できます。
マグフォーマーは3歳から遊べるおもちゃになります。
そのため1歳児や2歳児には少し難易度が高いおもちゃです。
1歳~2歳で頭頂葉を活性化させたいなら2ピースパズルなどもおすすめです。
パズルも頭頂葉を鍛えることができるおもちゃです。
まとめ
今回は行動分析学の視点から、靴下をはく練習のコツについて書きました。
子どもは自分でできると自信につながり、どんどんチャレンジしていきます。
是非、今回の方法を試してみてくださいね。
3つのポイントを覚えておいてくださいね。
①動作を細分化すること
②難易度は低いものから練習すること
③できた時には褒めてあげること
コメント