【子どもに落ち着きがでる】多弁な子どもには右脳を使うおもちゃがおすすめ!

子育て

こんにちは、とーちゃんです!

子どもが「おしゃべりすぎて、心配になる」「多弁ってそのままにしていて大丈夫なのかな?」と悩んだことはないですか?

今回は脳科学の視点から多弁について解説し、おすすめのおもちゃについてお伝えします!

とーちゃん
とーちゃん

この記事はこんな人におすすめ!

  • 多弁と脳の関係について知りたい人
  • 多弁の子どもが落ち着く方法を知りたい人
  • 多弁の子どもにおすすめのおもちゃを知りたい人

多弁とは?

多弁とは簡単に説明するとよくしゃべることです。

少しおしゃべりなくらいなら特に問題はありません。

しかし、「相手の話は聞かずに自分ばかり話す」「静かにしていなければならない場面でもしゃべる」こういった場合は生活にも問題がでています。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の特徴の一つに多弁があげられます。

では、多弁と脳の関係について少し解説していきたいと思います。

多弁の子は左脳が過活動?

脳は左右で機能が異なります。

左脳の最大の特徴は言語中枢があることです。

人は話をする時、主に左脳が活動しています。

多弁の子どものおしゃべりが止まらない時は、左脳が過活動になっている可能性があります。

そんな時は「1回お口チャックしようか」「少し落ち着こうね」と声かけするのも一つです。

話を止めることで左脳の過活動を抑制することができます。

そして、左脳を抑制する方法はもう一つあります。

それは右脳を活動させることです。

左脳と右脳の関係について少し解説していきます。

左脳と右脳はお互いに抑制しあっている

左脳と右脳はお互いに抑制しあっています。

これを半球間抑制と呼びます。

お互いに抑制しあうことで、どちらか一方の脳が過活動になることを防いでいるのです。

しかし、どちらか一方の脳ばかり活動すると半球間抑制のバランスは崩れてしまいます。

例えば、多弁になり言語中枢である左脳が過活動になるとします。

左脳から右脳を抑制する力が強くなり、右脳の活動が弱くなります。

こういった状態が続くと、ますます左脳ばかりが活動してしまいます。

多弁で左脳が過活動になっている子どもは、左脳が働き過ぎて右脳の活動が弱くなっている可能性があります。

良いバランスを保つために「左脳の活動を弱める」か「右脳の活動を高める」と良いです。

ナディアの絵

逆に右脳が活動しすぎると言語中枢を抑制することがあります。

有名な話に「ナディアの絵」があります。

ナディアはイギリスの少女で、彼女は3歳で大人顔負けの絵を描いたと言われています。

5歳では遠近画法を取り入れた独特の絵を描き賞賛されました。

しかし、彼女は8歳まで言葉を話さなかったそうです。

心配した両親はナディアに言語教育を行いました。

するとナディアは言語を獲得することができましたが、その後以前のような絵は描けなくなったと言われています。

絵画の能力は主に右脳の役割です。

右脳優位に働き過ぎていたことで、左脳が抑制されナディアは話すことが出来なかったと考えられます。

しかし、言語教育をし左脳を活性化させたことで左右の脳のバランスが整ったのではないでしょうか。

多弁の子におすすめのおもちゃ

多弁の子どもにおすすめのおもちゃは「集中力が必要な物」「右脳を使うもの」です。

パズルなどは集中力が鍛えられますし、非言語性の課題となるのでおすすめです。

多弁傾向の子どもがパズルで遊ぶことで、右脳を活性化させ、左右の脳のバランスを整える効果が期待できます。

まとめ

今回は脳科学の視点から多弁について書きました。

子どもはおしゃべりが好きな子も多いです。

お母さんやお父さんに話をいっぱい聞いてほしいです。

よくしゃべるなぁと思っても過度に気にしすぎないことも大切です。

とーちゃん
とーちゃん

子どもがいっぱい話すのは決して悪いことではないですよ。

誰でも得意なこと不得意なことはあります。

子どもが好きなこと、得意なことを伸ばすのも凄く大事なことです。

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