こんにちは、とーちゃんです!
子どもには「思いやりのある子になってほしい」「友達と仲良くできる子になってほしい」と思うママやパパは多いのではないでしょうか?
今回は思いやりのある子に育つためにはどうすれば良いのかを、脳科学の視点からお伝えしたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ!
- 思いやりのある子に育つにはどうすれば良いのか知りたい人
- 社会認知と脳の関係について知りたい人
- 思いやりのある子に育てるにはどんなおもちゃが良いのか知りたい人
思いやりとは
思いやりとは、他人の気持ちを配慮し、相手が何を望みどんな気持ちかを注意深く考え、接することです。
例えば、泣いている子をみた時に「なぜ泣いているのかな?」「どこか痛いのかな?」など相手の気持ちを考え行動することです。
自己中心的すぎて、思いやりのある行動がとれないと、社会生活でトラブルも多くなります。
では、思いやりのある行動と脳活動について少し話していきたいと思います。
相手の気持ちを理解するには前頭葉が大事
他人の気持ちを理解するためには前頭葉の活動が大切です。
特に、前頭葉の中でも最も前方に位置する前頭前野と呼ばれる部位が重要です。
前頭前野はヒトがヒトらしくあるための脳です。
つまり、思いやりのある子に育つためには前頭前野の活性化が重要となります。
神経心理ピラミッド
ニューヨーク大学の研究所が、人の認知機能は階層性があるのではないかと発表しています。
神経心理ピラミッドと呼ばれるもので、ピラミッドの上の機能が働くためには、その下の機能がしっかりと働く必要があるという考えです。
例えば、睡眠不足で眠い状態だと集中力は働かないですよね?
注意力や集中力がしっかりと働くためには、その下にある発動性や覚醒が働く必要があります。
そして、このピラミッドの1番上位にあるのが「自己の気づき」というものです。
この機能は自身を客観的に見ることができる機能で、社会で生活するためには非常に重要となります。
自己の気づきが働かないと、空気が読めない発言をしてしまうなどがあります。
そして、前頭前野と自己の気づきは深い関係にあります。
前頭前野を鍛えるのにおすすめのおもちゃ
前頭前野を鍛えるのにおすすめのおもちゃは「アクアビーズ」がおすすめです。
アクアビーズは、水でくっつけて作品をつくるおもちゃです。
作れる作品の種類が多く、男の子でも女の子でも楽しめるのが特徴です。
株式会社エポック社が、公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授監修のもと、ある脳活動実験を行いました。
実験はアクアビーズで遊んでいる最中の脳活動を調べるものでした。
この実験ではアクアビーズで遊んでいる最中は前頭前野が活性化されたと報告されています。
また、特に右脳が活性化しており「空間認知力」や「絵や図を描く力」の向上にも期待がもてます。
細かいビーズを扱うため、指先をよく使うのも脳には良いですね。
まとめ
今回は、思いやりのある子に育つためのポイントについて書きました。
今回は脳科学の視点から解説しましたが、「動物園に行く」「友達と遊ぶ」など様々な場面で前頭前野は活動します。
色んなことを経験させてあげてくださいね。
コメント